名残の柿の帯留
京都きもの町で働くスタッフのコーディネートをご紹介する町コーデです。
スタッフイケDには、大切にしている柿の帯留があります。
柿という季節感のあるモチーフなので使用するタイミングが難しいということだったのですが、ちょうど12月上旬。
収穫されずに残った柿が見られる時期だったので、帯留を主役にしたコーデを作ってみました。
晩生の柿の帯留コーデ、ぜひご覧ください。
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スタッフ:イケD
身長:約156cm
裄:約67cm
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こちらがイケDの大事な柿の帯留です。
丸く重量感があり、つややかな実の色も枝葉の立体感のある表現も美しい陶器の帯留。
骨董品店で入手したそうで、傷でも付いたらと思うとなかなか使えないというのも納得の品です。
主役は柿の帯留。
冬の柿といえば、木に残った柿に烏や野鳥が集まる様子を連想。
ということで、八咫烏の帯を合わせました。神秘的な八咫烏が、野趣のある解釈で使われることに。
「葉隠れの熟柿を覗く鴉哉(寺田寅彦)」というイメージです。
着物はシンプルな縞の着物。小物も着物の色と同系色で統一。
山ブドウの籠バッグを持って、柿の素朴なイメージに合わせました。
後ろ姿です。帯は銀座結びの変形です。
ちなみに、この着物と帯の組み合わせは2点セットでご購入いただけます。
スッキリとした着物にグレー系の帯なので、ストールやカーディガンなども合わせやすいです。
着物などはシンプルにして、帯留などの小物に1点だけこだわりの品物を使ったコーデ。
趣味に通じた大人らしい雰囲気になりました。
真冬らしい気候になる前に、とっておきの柿の帯留で秋を惜しんだコーディネートでした。
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着物:袷着物+京袋帯の2点セット 07ラインカラー灰色×赤、叢雲に八咫烏 サイズL
帯揚げ:ラミエール帯揚げNo.176
三分紐:サンプル
その他小物:スタッフ私物
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商品をよく知るスタッフならではの町コーデ、WEARで随時更新中です。
ブログでも詳しくご紹介いたします。
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きもの町受注担当。九州出身、沖縄を経由し、花と着物と競馬場の京都生活を満喫中。ブログでは商品情報やコーディネート、着付けの豆知識を発信しています。
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