浴衣シーズンは延長傾向!イメージを変えて楽しもう
8月も終わりに近づいてまいりましたが、まだまだ浴衣が動いております。
最近は秋口までイベントを分散させる傾向にあるのと、お客様も酷暑の時期を避け、初夏か残暑の時期に浴衣を楽しむ方が増えているためかと思われます。残暑も長いので、浴衣シーズンはまだまだ長く続きますね。
浴衣はカジュアル着ですので、衣更えのルールにとらわれず、ご自身の判断で着用なさってOKです。ですが、長い浴衣シーズンの間、初夏と晩夏で雰囲気を変えることで、同じ浴衣姿でも季節感を演出することがでます。
今回は初夏から盛夏と、これからの晩夏以降に合わせた浴衣コーデをご紹介します。
スタッフ:kei
身長:約165cm
裄:71cm
初夏~盛夏の蓮と金魚コーデ

Clarusの2025年新色「幻想花と姫金魚」にグラデーションの兵児帯を合わせました。
夏の美しさを感じさせる淡い色に青紫のぼかしの浴衣です。
濃いブルーの帯が淡い浴衣をキリっと引き締め、涼し気な印象です。

縦方向に伸びる蓮のデザインがスッキリした着姿に見せてくれます。
帯結びは角出し風で大人っぽく。


同系色のガラスの帯留、髪飾りには水の泡をイメージした大小のパールのピンをつけています。
暑い夏に映えるよう、瑞々しく爽やかにまとめました。

夏らしさと大人っぽさを兼ね備えたコーディネートです。
浴衣+帯:Clarus レディース 女性浴衣2点セット3.幻想花に姫金魚
帯留+帯締め:爪どめ帯留「12ミスティパープル×薄鈍色」
バッグ:バケツ型 巾着バッグ 単品 「生成り色」
刺繍下駄:マーガレット アイボリー
その他:スタッフ私物
▼帯の結び方はこちら
晩夏の秋草コーデ

8月も中旬を過ぎると、だんだんと日差しの感じが変わってきます。暑さは変わらないのに、白っぽい浴衣がどことなく寂しい雰囲気に見えたりするのです。
そんな晩夏以降は、濃い地色の浴衣がおすすめです。虫かごに秋草の柄で季節の先取りもバッチリです。

古典的な和の雰囲気に合わせ、半幅帯をキリっと結びました。
髪飾りもガラスの玉かんざしのみです。
気温はまだまだ高いので、暑苦しく見えないようシンプルにまとめています。

写真だと分かりにくいですが、浴衣の撫子の挿し色に合わせて、ほんのり淡い赤紫の帯留をしています。紺白のすっきりとしたコーデに控えめな華やかさを添えました。

帯結びは男性角帯の「片ばさみ」のアレンジです。「二段のしめ片ばさみ」や「笹結び」といった名称で知られています。ブログでも結び方をご紹介しています。

季節の移り変わりに合わせた、しっとりとした雰囲気のコーディネートです。
浴衣+帯:浴衣2点セット(浴衣+半幅帯)04.秋草に虫かご ネイビー
刺繍下駄:マーガレット アイボリー
その他:スタッフ私物
▼帯の結び方はこちら
ギャラリー





きもの町にはまだまだ素敵なデザインの浴衣がございます☆

今回は、時期に合わせた浴衣を選んでコーディネートしてみました。
長い夏の中でも、晩夏にはイメージを変えて季節感を演出してはいかがでしょう。
同じClarusの浴衣でも、セピア調のカラーは落ち着きを感じさせるのでおすすめです。

帯もふっくらした質感のラメ兵児帯にすると、秋らしさが感じられます。

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商品の質感、着用感などはぜひ動画でお確かめください。

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