不可能を可能に!ブルーローズコーデ
こんにちは、きもの町スタッフK池です。
ご好評いただいている2022年のきもの福袋コレクション。「ばら」や「ストライプブーケ」など、柄にバラの花が入っているデザインが多くあります。それらを使ったバラの花モチーフのコーデができないか考えているうちに、帯結びアレンジとガールズイラストができました。
ぜひご覧いただければと思います。
灰猫とブルーローズコーデ
題して「猫とブルーローズ」コーデです。
「ばら 墨紺」の着物に「薄暮の灰猫」の帯をバラの花結びで。
アッシュカラーでまとめ、ポイントのバラを引き立てました。
前はこんな感じです。
市松模様の半衿を伊達衿として使用しています。
ファーショールで猫らしいモフモフ感を添え、パーティーにもOKのゴージャス感を演出しました。
イメージイラスト
灰猫がそのまま人の姿になったかのような、気品と妖しい魅力を持ったネコミミ女子。
人を魅了してやまない猫とバラをまとった女の子をイメージしたイラストです。
灰猫と青薔薇の帯結び
コーデに使用した帯はこちら、2022年の新作京袋帯『薄暮の灰猫』です。
チャコールグレーの地に、ブルーとネイビーの目を光らせる灰色の猫。裏地は深いスモークブルー。
裏地のブルーを活かしてバラの花を作ると、不可能の代名詞である青薔薇を咲かせることができます。
青いバラの花について、かつては自然界には存在しないため「存在しないもの」「不可能」といった花言葉でした。しかし、最近では青い色素を持つバラが作出されたことから「夢叶う」「奇跡」といった花言葉に変化しているのだとか。
奇跡が起きるよう願いたいとき、夢が叶ったときにブルーローズコーデで装うのも素敵かもしれませんね。
結び方を簡単にご説明すると、二重太鼓の「華扇結び」の応用です。
て先で扇を作るところを、バラひだを取って花の形に作ります。
て先を広げ、ブルーの裏地を表に出してバラひだを畳み、ゴムで留めます。
たれは片ひだを取ったお太鼓にします。
バラを形作ったてをお太鼓に通し、帯揚げ、帯締めをして完成です。
詳しく、分かりやすい結び方をまとめることができれば、またご紹介したいと思います。
パーティーやお出かけに!ブルーローズコーデ使用商品
12月からパーティーやイベントが続く季節。
人とは違ったおしゃれを楽しみたい方は、ぜひ帯結びもこだわっていただければと思います。
神秘的でミステリアスな魅力を放つブルーローズコーデ、ぜひチェックしてみてくださいね☆
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