木綿着物でテディベアの着物作り
こんにちは、きもの町スタッフK池です。
先日、スタッフ優音がオリジナル木綿着物の端切れからテディベアを作ってくれました。
K池は、テディベアの着物を作りましたので、その様子をご紹介します。
こちらがきもの町のフラワープリントの木綿着物の余り布です。
一番下のモノトーンの生地から双子の白黒テディベアが誕生。
着物用には上のお花柄を使用することにしました。
ベアが色違いの双子なので、着物も色違いにしようと思いビンカの2色に決定です。
この生地を使用した人間の着物はこちら☆
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B花黒×生成り
Cビンカアイボリー×グリーン
Dビンカブラウン
Eフルールモカブラウン
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ベアの寸法を測って、まずは紙で雛形を作ってみました。
小さい分、人間サイズと同じようには縫えないので、これを元に寸法や作り方を調整します。
縫い代込みの裁ち図はだいたいこんな感じです。(だいたいで描いているので比率が合っていません)
寸法表を見ながら。生地を裁っていきます。
撮影日は「きものの日」だったので、着物を着て作業していますが、この着物も自分で縫ったものです。
途中、間違えて左身頃を2枚裁ってしまいました。
生地はたくさんあるので、右身頃を裁ち直しましたが、余った左身頃をどうしようか……🤔
余分な身頃をどうするかは後にして、ほつれ止めをします。
倉庫の隅でこっそり乾かしておきました。
縫う前に、パーツを並べて柄合わせのチェック。他に寸法や印が合っているかも確認します。
お裁縫というとチクチク縫うイメージが強いですが、縫いに入るまでの準備が大変ですね。
ここまでできたら後は縫うだけ!
ひたすら縫って折って縫って折ってを繰り返し、出来上がったのはこちらです。
細かいこだわりポイントは、できるかぎり和裁の技術を使ったこと。
袖付けには虫止め。裾は額縁に折り、本ぐけをしています。
間違いなく国内手縫い仕立てのテディベア着物、無事に11月の掘り出し市前に納品できました!
掘り出し市でお待ちしています
とってもかわいいきもの町オリジナルテディベア、『きもの掘り出し市』で皆様をお待ちしています。
これから看板ベアとして頑張ってもらう予定ですので、ぜひ会いにお越しくださいね。
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毎月開催の『きもの掘り出し市』
次回は今週末の2021/12/17から3日間開催です!詳しくはこちらから。
テディベアとお揃いの木綿着物(人間用)の他、はぎれ詰め放題や、素材にぴったりの中古着物もございます。
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テディベア制作記はこちら
かわいいテディベア本体を制作したスタッフ優音のブログはこちらから。
きもの町受注担当。九州出身、沖縄を経由し、花と着物と競馬場の京都生活を満喫中。ブログでは商品情報やコーディネート、着付けの豆知識を発信しています。
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