季節の変わり目に何を着る?
春から初夏と移り変わる時期。京都では4月に早くも夏日となったり、5月にまた冷え込んだりと、町スタッフは寒暑の変化に振り回されています。
着物も、衣更えのルール上はまだまだ袷の時期とはいえ、体感と季節感に合った装いが難しい時期です。
今回は、何を着たらいいのか迷った時の、季節の変わり目コーディネートです。
レース着物でモノトーンコーデ
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スタッフ:コレナガ
身長:約166cm
裄:約69cm
靴のサイズ:24.5cm
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5月までは基本的に裏地のある袷(あわせ)の時期とされています。
きもの町のレース着物は、綿混のレース地なのでややふっくらした風合い。その一方で、レースの陰影があるので重たい雰囲気には見えません。適度な暖かみと軽やかさの両方が欲しい時期に活躍する着物です。
近くで見ると、レースのお花や、帯の細やかな織り模様が浮かび上がり、とても華やかな雰囲気です。
季節感を感じさせるモチーフがないのも着回しにはうれしいポイントです。
小物類は、白黒シルバーと無彩色で統一。甘くなりすぎず大人の格好良さが演出できます。
帯は銀座結びにしました。足元はブーツでスタイリッシュに!
撮影後、コレナガはこのまま会議に参加し、食事に出かけておりました。
デスクワークにも街歩きにもおすすめの、キリッとした和洋折衷コーデです。
コーデに使用した商品はこちらからチェック☆↓↓
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着物:レース着物 「ブラック×ブラック」
帯:献上鳥更紗
帯揚げ:柄帯揚げ「黒×白 千鳥格子」
ブーツ:ブーツ アイボリー サイズL
その他小物:スタッフ私物
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木綿着物コーデ
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スタッフ:Kei
身長:約165cm
裄:約71cm
靴のサイズ:24.5cm
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5月までは袷の時期とされていますが、木綿やウール着物の場合は単衣(ひとえ)仕立てで通年用とするのが一般的です。
今回はきもの町の木綿着物の中から、中性的な雰囲気が人気のグレンチェックネイビーを着用。
袷では少し暑いかな?というときにキリッと着こなしていただけます。
帯は半幅帯で割り角出しにしました。
半幅帯なので軽く、カジュアルなかわいらしさがあります。
着物、帯は季節を問わないデザインなので、小物で季節感をプラス。
鮮やかなブルーが爽やかな私物のちょうちょの帯揚げと帯留で春らしくアレンジしました。
暑い日は襦袢を夏用に変え、肌寒くなってきたらストールを羽織るなど、着物の内外で調整可能。
1枚あると便利な通年用単衣着物コーデです。
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着物:綿着物Bネイビーグレンチェック
帯:半幅帯 「白 レトロフラワー」
帯締め:正絹三分紐「紺×生成り」
草履:ウレタン草履 「ブルーグレー フサアカシア」
その他小物:スタッフ私物
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オールシーズン対応コーデのポイント
- 特定の季節をイメージさせるモチーフを省く
- モノトーンで色による寒暖の印象を避ける
- 通年用の単衣の綿着物を中心にコーデする
- 小物類で季節感を添える
季節に合わせたコーデは着物のおしゃれの醍醐味ですが、判断に迷う時もあります。
そんな時は、あえて季節感を抜きにしたり、季節を問わないアイテムをメインに小物だけ変えたりして対応するのが◎です。
賢くお洒落を楽しんでいただければと思います!
商品をよく知るスタッフならではの町コーデ、WEARで随時更新中です。
ブログでも詳しくご紹介いたします。
興味を持った商品は、ぜひチェックしてみてくださいね☆
また、きもの町のInstagramでは着用動画を公開中☆
商品の質感、着用感などはぜひ動画でお確かめください。
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