ブーツの季節がやってきた!
こんにちは(*´-`)きもの町スタッフのイタノです。
ブーツを履いても丁度良い時季がやってきましたね。
(気温的にも見た目的にも)
イタノは外出時、夏以外はほぼブーツを履いてお出かけをします。
(ブーツ 8.5:その他の靴 1.5 くらいの割合)
その中でも特に編み上げブーツが好きでよく履くのですが
足が小さいので(22.5cm・Sサイズ)、足のサイズに合ったブーツを買う度に
編み上げ部分の紐が大体余りがちになってしまいます…
そしてそこから編み上げ部分をギュっと絞って履くので、紐は更に長く長く余る事に。
(´・ω・`){紐がダラダラ長すぎて、これじゃ全然可愛くない…
という事で、今回は
「編み上げブーツの紐を見栄え良くしたいので、紐自体を物理的に綺麗に短くしちゃおう!」
という、イタノがブーツを履く前に実際にやっている工作を記事にしていこうと思います。
今回加工したブーツ
今年の春頃まで使っていたブーツが壊れてしまったのですが
履き心地と筒の長さ(筒丈)が気に入っていたので、壊れたブーツと全く同じブーツを買い直しました。
届いたままの状態(なにも触っていない状態)で、既に紐が長めでした。
筒丈はきもの町の袴向けブーツとほぼ一緒(ふくらはぎ真ん中付近)です。
材料
熱収縮チューブ
→安価な物で100円~200円前後で販売しています。本格的なのだと400円~するものも。
→イタノは黒いマットな質感のものを使用しました。確かホームセンターで100円くらいだったかと思います。
はさみ
→紐を仕上げに切り落とす用
ライター(チャッカマンなどでも可)
→高温でチューブを収縮させるので、火がベストです。
やってみよう
⓪ 前準備
熱収縮チューブを約2.5cm程の長さに切っておきます。
両足分を加工するので「約2.5cmのチューブ×4つ」を用意します。
① 紐の長さと蝶々結びの大きさを決める
紐の長さを変えたいブーツを実際に履いて、編み上げ部分の締めつけを自分好みに整え→蝶々結びの大きさも自分好みに整えます。
この時、紐の先端はどれだけ長くても気にしないでください。(②以降で整えていきます)
② ⓪で準備したチューブを通す
紐の先端から、切り落としたい長さの所までチューブを通します
この段階ではまだ切り落としません。チューブを熱で縮めてから切り落とします。
③ チューブを熱で縮める
「パッケージにドライヤーの絵が描いてあるから、ドライヤーでいけるんちゃう?(´・ω・`)」
と思って、家にあるヘアドライヤーを使ってみたところ、縮む気配すら無かったため
やむなく直火(ライター)を使う事となりました。
125℃ と印字がされている事を考えると、家庭用のヘアドライヤー程度の熱量じゃ駄目なのでしょう(多分)。
という事で、火傷に気を付けつつ、紐が焦げて溶けないように気を配りながら
チューブ部分を直火(ライター)でジワジワあぶっていきます。
(写真ではわかりにくいですが)火であぶった事により、チューブが縮んで
紐より細くなったことがわかります。
④ 不必要な部分を切り落とす
③で紐より細くなったチューブの下部分2mm~3mm程(不要になるところ)を切り落とします。
⑤ 切り落としました
かなりそれらしくなったかと思います!
⑥ 完成!
きもの町のブーツはどうなの?
サイズが違うと紐の長さにバラツキがあるのでは?
きもの町で普段お取り扱いをしている、大人向けのブーツのサイズはSサイズ~3Lサイズ。
「Sサイズのブーツの紐は長すぎるし、3Lサイズのブーツのひもは短すぎるかもしれないのでは?」
と思われるかもしれません。
でも大丈夫!
試しにSサイズと3Lサイズのブーツを、箱を開けて取り出したそのままの状態で
蝶々結びだけを施してみました。
ブーツのサイズがこれだけ違っても、蝶々結びのサイズバランスはほぼ一緒という事がわかります。
ここから編み上げ部分の調整(キツくしたり緩めたり)をする事で、蝶々結びの大きさ・小ささに差が出てくるかと思います。
今回試したブーツはコチラ ↓ ↓
現在販売中のオリジナルブーツはコチラ
きもの町にも、普段使いとしてはもちろん
卒業式に袴と合わせてブーツを履かれたいお客様からもご注文を頂き始めております。
毎シーズン、Mサイズ・Lサイズ・LLサイズが比較的早めに無くなる傾向にありますので
是非早めにご検討・お求め頂けますと、とっても嬉しいですm(_ _)m
黒色
オリジナルで作り続けて早くも10年以上!
これまでにたくさんの卒業生の皆様に選ばれて・履いて頂きました。
「普段履きに!」と選んで頂いているリピーターさんもたくさんいらっしゃる
毎年定番&大人気の黒い袴向けブーツです。
茶色
カフェオレのような明るい色味の、茶色の袴向けブーツです。
黒色のブーツみたいに、どんなコーデにもあわせやすい!そんな色を目指しました。
重たさを感じさせない明るめの茶色だから、印象も軽やか。
普段履きのブーツとして、春のおでかけにも気軽に履いて頂けます。
アイボリー
ブーツだけ浮いた印象にしたくない、でも明るい色のブーツがあわせたい。
そんな願いを叶えてくれる、アイボリーカラーのブーツです。
ここ数年流行の、白やレースを基調としたコーディネートにもよく合います。
届いたまま履くのはもったいない!
きもの町のオリジナルブーツにつきましても、足自体はピッタリなのに
足首から上のサイズの違和感が理由で
ブーツのご返品・ご交換を希望されるお客様がいらっしゃいます。
せっかくお気に召して頂いて、きもの町のブーツをお選び頂いたのに
それじゃなんだか申し訳無いな…と思って、今回のブログを書きました。
ブーツを履いてのお出かけやおしゃれは、これからが楽しくなる季節。
今回のブログみたいなブーツの紐の加工は、もしかしたら少しやりすぎかもしれませんが(笑)
お気に入りのブーツを丁度良い履き心地で履いて、楽しいお出かけにしたいですね(*’ω’)
ではでは、イタノでした(*’ω’)ノシノシ
桃太郎リスペクトの国出身・陰陽師の都在住の、13歳中坊のおかん。結婚・出産をする前からきもの町にいる為「イタノ」で通っていますが、実はイタノは旧姓です。
きもの町ではページの編集をしたり商品の検品をしたりお客様対応をしたり、とにかく陰でコソコソ色々やってる人。
入社15年目・おかげさまでもうすっかり古株…ですが、まだまだ頑張っていきたい!
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