しごき(志古貴)って何?

こんにちは!きもの町スタッフのヤマジです!
今回のお問い合わせの多かったご質問は、
『志古貴(しごき)って何?』『あの七五三着物や振袖の腰巻きって何?』です!
しごき(志古貴)とは、帯の下に巻いて斜め後ろにたらす飾りのことです。
実物は、コチラ!7歳の七五三で使います。

シンプルな色のものが多く、お着物、帯の邪魔をせず、レトロ感や華やかさをプラスしてくれます♪
ちょうどこちらのモデルちゃんの…



帯の下の方に巻かれている、リボン結びが可愛い飾りです。
もともとは、裾を下ろして着物を着ていた時代に、外出の際に裾をたくし上げる為に志古貴(しごき)を使っていました。
現在は、着付けの際におはしょりを作るので、裾を下している、お引きずりという状態をすることはなくなり、
、しごきや抱え帯は、帯の下に巻いて斜め後ろにたらす飾りとしての役割になっています。
七五三では房が付いた染めの志古貴(しごき)、花嫁衣裳ではしごきの他にも、抱え帯も多く使われます。
(ちなみに抱え帯としごきは同じ役割ですが、長く柔らかい絹などを使うしごき、縮緬や倫子などでしっかりした印象を与える抱え帯と、素材と長さの違いがあるようです。)
七五三や花嫁衣裳の時しか使う事が出来ないので、ぜひお子様の晴れ姿にプラスしてみてはいかがでしょうか。
志古貴(しごき)の房が、後姿をより一層可愛くしてくれますよ♪



七五三着物に必要なちょっとした小物も、わかりやすい説明付きでご案内しております♪

最近は振袖にもコーディネートするのがトレンド


成人式の前撮りで使いたい、というお客様のお問合せもいただきます。振袖にさらに華やかさがプラスてとても可愛いですね。
京都きもの町では色々なしごき(志古貴)を販売しています
いかがでしたでしょうか。京都きもの町では正絹素材、ポリエステル素材のどちらのしごきも取り扱いがございますので、お手持ちのお着物やご要望に合わせたしごきを選んでみてください。
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SNS担当ヤマジです。商品の画像加工や動画編集なども。灰の国出身、大阪在住。趣味は音ゲーエンジョイ勢(足龍/魔騎士)、漫画。
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