着物コーディネート6:イタノとヤマジの京袋帯七変化

2020年5月31日カジュアル・普段着きもの町オリジナル,木綿着物


京都きもの町で働くスタッフのコーディネートをご紹介する町コーデ!

皆さまは「着物1枚、帯3本」という言い回しをご存じでしょうか?
1枚の着物に、帯が3本あれば全く違った着こなしが楽しめるんですよ。
今回は帯が主役の着回しコーデをご紹介します。

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合わせる着物はまもなく販売開始予定の着物
「綿着物グレンチェック」
とっても合わせやすい色柄で、適度な張りのある生地感も◎。
春に大活躍まちがいなしの木綿着物です!
※2月6日販売開始しました!コチラから

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スタッフ:イタノ
身長:約158cm
裄:約67cm
着用サイズ:L
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1

「日向の白猫」

遠目には白とクリームイエローの抽象的な柄に見える白猫の帯。
温かみのあるオレンジに赤茶系の帯締め
帯締めは三分紐を2本組み合わせています。
同系色の帽子をかぶり、茶系のペイズリー柄のストール、
朱色の鼻緒の草履。
日向ぼっこをする猫のイメージで、
暖かみのある色、素材のアイテムでまとめました。

コーデに使用した商品はこちらからチェック☆↓↓
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着物:木綿着物22グレーグレンチェック(2月販売開始予定)
帯:京袋帯単品「03日向の白猫」
帯揚げ:ラミエール帯揚げNo.140
帯締め:参考商品→きもの町の三分紐はこちら
足袋:レース足袋4枚こはぜ 白
草履、バッグ:スタッフ私物
その他小物:スタッフ私物
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2

「アールデコ」

アールデコ調の幾何学模様に合わせてアートなイメージ
ポイントは星のブローチです。

帯結びは「後見結び」


結びの形としては「矢の字結び」と似ています。
左右非対称の形が格好良く、
幾何学模様のシャープな印象とマッチします。
お太鼓より平たい結び方なので軽快な印象です。
このまま美術館などへ出かけたくなるコーデです。

コーデに使用した商品はこちらからチェック☆↓↓
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帯:京袋帯単品「05黒地アールデコ」
帯揚げ:ラミエール帯揚げNo.4
帯締め:ラミエール帯締め「ボルドー系」
足袋:レース足袋4枚こはぜ 黒
草履:スタッフ私物→ウレタン草履エンジはコチラ
バッグ:スタッフ私物
その他小物:スタッフ私物
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3

「富士山」

綿着物はフォーマルには向きませんが、気軽な集まりにはOK。
おめでたい富士山の帯を合わせて、新春のちょっとしたお出かけコーデです。
帯留も笹で早春らしく。茄子や鷹にすればめでたい初夢コーデです(笑)
三分紐など小物類は赤系で統一。髪も編んで水引の髪飾りを。


カジュアルだけど、新春らしさを表現したコーデです

コーデに使用した商品はこちらからチェック☆↓↓
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帯:京袋帯単品「幾何学富士山」
帯揚げ:ラミエール帯揚げNo.172
帯締め:正絹 三分紐 長尺「赤×生成り」
帯留:陶器帯留め「緑色 笹」
髪飾り:水引き髪飾り「赤×ゴールド」
足袋:レース足袋4枚こはぜ 白
草履:スタッフ私物→ウレタン草履エンジはコチラ
ケープ:スタッフ私物→おすすめ黒のショールはこちら
その他小物:スタッフ私物
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4

「暗闇に黒猫」

大人気の黒猫の帯!
全体的に黒と深いブルーでまとめたミステリアスコーデです。
イタノは普段ブルー系を着ないので、ガラッと印象が変わります。
マットシルバーの玉かんざしと、鮮やかなブルーの帯留がキラリと光り
まるで黒猫の目のよう。
全体を黒っぽく同系色でまとめたい、けれども沈んでしまうのもイヤ!
そんなときは光るアクセ等、異なる素材感のアイテムをポイントに使ってみてください。

ちなみに、後姿もなんと猫!
黒猫の帯の猫耳結びです。

コーデに使用した商品はこちらからチェック☆↓↓
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帯:京袋帯単品「暗闇に黒猫」
帯揚げ:ラミエール帯揚げNo.171
三分紐&帯留の付け足し2点セット:帯留め3と三分紐黒 ※三分紐売り切れ
髪飾り:透かし玉かんざし全2色「ゴールド、シルバー」シルバー
足袋:レース足袋4枚こはぜ 黒
草履:スタッフ私物→ウレタン草履エンジはコチラ
ケープ:スタッフ私物→おすすめ黒のショールはこちら
バッグ:スタッフ私物
その他小物:スタッフ私物
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綿着物グレンチェックは色違いもあります。
ヤマジはネイビーを着てみました。
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スタッフ:ヤマジ
身長:約155cm
裄:63cm
着用サイズ:M
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5

「ウロコ」

深い紺色の着物には、淡いグレイッシュな色合いと、明るい黄色がカワイイ京袋帯ウロコを。
チョコミント色のドットの帯揚げと、ビタミンカラーの黄緑色の帯締めで、明るいコーディネートに仕上げました。

後ろは角出しに結んでカジュアルに。
キノコのあずま袋に、草花や木の実の鼻緒の草履。
気軽にお出掛けしたくなるコーデです。

コーデに使用した商品はこちらからチェック☆↓↓
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着物:綿着物23ネイビーグレンチェック(2月販売開始予定)
帯:京袋帯 単品「04うろこ」
帯揚げ:参考商品
帯締め:ラミエール帯〆「緑黄色系」
草履:ウレタン草履「ベージュ 花模様柄」
バッグ:あずま袋「キノコ」
その他小物:スタッフ私物
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6

「お祖母さんの箪笥の帯」

こちらはヤマジの祖母から譲られた八寸名古屋帯。
グレイッシュな紫色の地に落ち着いた桃色などの緻密な更紗柄。
華やかさとモダンな雰囲気のある帯です。
無地感覚のグレンチェックの着物にピッタリで、上品で華やぎのある後姿になりました。

アンティーク品など、昔のものを現代的に着こなすポイントは、
小物は現代のものを合わせることです!
レトロになりすぎない「抜け感」の演出には、現代らしい色合いの小物がおススメです。
昔のものと今のものでは、やはり発色や質感が違います。
今回はごく淡いグリーン系の帯揚げと、ぱちっと明るい黄緑色の帯締めで、すっきり明るく仕上げました。

皆様も、おかあさまやおばあさま譲りの帯がありましたら、
ぜひコーディネートしてくださいね。

コーデに使用した商品はこちらからチェック☆↓↓
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帯揚げ:ラミエール帯揚げNo.13 ※参考商品
帯締め:ラミエール帯〆「緑黄色系」
帯:スタッフ私物
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いかがでしたか?
ここまでで6コーデご紹介しましたが、お気に入りのコーデはありましたでしょうか。
さらに、着物と帯が同じでも、小物でまた違った雰囲気になるんです。
季節やその時の気分に合わせて千変万化。
いつまでも楽しめます。


着物は基本の形が決まっている分、ほんのちょっとの違いが大きく際立ちます。
皆様もぜひ、帯や小物使いにこだわって
お気に入りの着物の魅力を引き出してくださいね。

木綿着物グレンチェック」2月販売開始

帯単品、続々入荷中

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ブログでも詳しくご紹介いたします。興味を持った商品を、ぜひチェックしてみてくださいね☆

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