着物コーディネート22:スタッフ王の卒業コーデ

卒業式・袴

京都きもの町で働くスタッフのコーディネートをご紹介する町コーデです。
出会いと別れの3月。これからご卒業、新生活という方も多いのではないでしょうか。
きもの町でも新たな旅立ちを迎えるスタッフが。今回は、卒業記念のコーデをご紹介します。

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スタッフ:王
身長:約164cm
裄:約67cm
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船出のコーデ

台湾出身のスタッフ・王。
この春、8年の京都生活に区切りを打って、台湾に帰国することになりました。
せっかくなので、きもの町のオリジナル着物で記念撮影です。

緑色の地に、はっきりとした薔薇の模様の着物に、新たな船出ということで帆船の帯を合わせました。
こちらの着物と京袋帯は、現在セットでご購入いただけます。

着物に合わせて大きな薔薇のプレート帯留を。さらに、オレンジが鮮やかなポピーの羽織を合わせました。
お花でいっぱいの船出のコーデです。

コーデに使用した商品はこちらからチェック☆↓↓
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着物+京袋帯セット:着物:グリーン 薔薇+京袋帯:船 L
帯揚げ:ラミエール帯揚げNo.172
帯締め:「三分紐 黒×白」
帯飾り:プレート帯飾り「白 薔薇」
羽織:03ポピーベージュ
その他小物:スタッフ私物
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卒業袴コーデ

きもの町からの卒業ということで、袴も着用。
レトロモダンなポピーベージュの着物に、キリッとした紺色袴を。
ポピーの色と同系色の鼻緒の草履もポイントです!

髪型は編み込みのアップスタイルに、フランスリボンの髪飾り。
古典的な和風モチーフではなく、外国風のエッセンスを取り入れて、ハイカラな印象にコーディネートしました。

※撮影用のポーズです。草履で自転車は危険ですので止めましょう

ハイカラと言えば袴に自転車ですね。きもの町備品の自転車ではいからさん風ポーズ(笑)
今回は二尺袖ではなく普通の袖丈の着物ですので、袴を短めに着付け、足元を靴にすれば自転車も楽しめます。

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着物:着物 単品 03ポピーベージュ
袴:無地袴単品「紺色」2L
その他小物:スタッフ私物
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袴スタイルのポイント

卒業式シーズンとなり、袴の選び方などのお問い合わせもいただくようになりました。
せっかくですので、袴スタイルのポイントついて簡単にご紹介します。

袴の色の選び方

カラーバリエーションが豊富な卒業式の袴。
いろいろありすぎてどれを選べばよいのか迷ってしまった方も多いのではないでしょうか。
基本的には、下記のように合わせると統一感が出ます。

  • 着物と袴を同じ色調でそろえる。
  • 着物の柄の色から1色取る。

左は浅紫色の着物と同じくらいの彩度の袴でワントーンコーデ。洋服感覚の色合わせなので、違和感なく着られます。
右は着物の柄の色と袴の色をそろえたコーデ。迷ったときは着物の色から1色取ると間違いなしです。
こんな風に、着物と同色調、または柄と同系色の袴にすると調和が取れたコーデになりますが、あえて外すのもオシャレです。

  • 色を引き立てる反対色コーデ

明るいオレンジ色のポピーが印象的な着物。今回のスタッフコーデでは、オレンジの同系色ではなくあえて反対色の紺色の袴を合わせました。落ち着いた紺色との対比で、オレンジ色の花が一層明るく引き立ちます。
王道の色合わせとはひと味違った上級者コーデです。

現代的なワントーンコーデ、王道の同系色コーデ、そして鮮やかでフレッシュな印象となる反対色コーデ。
袴の合わせ方でまったく違う印象になります。ご自身が一番気に入る色合わせにチャレンジしてください!

袴スタイルの着物は?

「袴に合わせる着物は、二尺袖でなければいけないの?
時折このようなご質問があります。

答えは、ご本人が納得しているなら普通の袖でもOK!

現在、袴スタイルには二尺袖の着物が定番となっています。
袖丈が長く袖の丸みも大きいため、かわいらしい印象となり、袴とのバランスも抜群です。
ですが、絶対に二尺袖でなければいけないわけではありません。
気に入る着物が二尺袖ではなかった、袖がヒラヒラしていない方が自分らしいかも、そんな場合は普通の袖丈でも大丈夫です。
ただし、二尺袖に比べるとややカジュアルな印象になります。
卒業式となると、多くの方が華やかな二尺袖や振袖姿…その中で普通の袖丈の着物を着られるのは、会場映えという点ではあまりオススメできません。
これらのことを踏まえて、ご自身の判断で好きな着物をお選びいただければと思います。

祝卒業☆

明るさとセンスの良さ、語学力できもの町を支えてくれたスタッフ王。
これからの活躍を心から願っています。
皆様も元気よく門出の日をお迎えください!

再見!

商品をよく知るスタッフならではの町コーデ、WEARで随時更新中です。
ブログでも詳しくご紹介いたします。
興味を持った商品は、ぜひチェックしてみてくださいね☆

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