着物コーディネート114:大人の着物始めにもおすすめ!きもの福袋

カジュアル・普段着

何歳からでもおすすめのきもの福袋♪

「〇十代ですが着てもおかしくないですか?」
「この色柄はどのくらいの年齢向けですか?」
「着物を始めようと思いますが、この年齢だとどういったものを選ぶと良いでしょうか?」

これらは、きもの町で最近続いているお問い合わせです。
着物の色や柄について、基本的に年齢によるルールはありません。ただ、ルールはありませんが、傾向はあります。例えば手鞠などの玩具の文様は幼さや愛らしさを感じさせるため、子どもや若い女の子向けの着物に多いといったようなことです。また時代や地域によっても傾向が異なります。
現代では、普段のおしゃれ着である小紋の着物は、洋服同様にその方の雰囲気やお好みに合わせてお選びいただいて大丈夫です。特にきもの町のきもの福袋は、多くの方に楽しんでいただくため、年齢的なイメージが限定されるような柄行や配色にならないよう考え抜いて作られています。
商品写真は20代程度のモデルが着ていますが、これは若い方にも和装に親しみをもっていただきたいからです。けして、対象年齢が20代というわけではありません。
今回は、きもの福袋商品の大人のコーディネートをご紹介します。

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スタッフ:コレナガ
身長:約166cm
裄:約69cm
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丸花更紗×赤菱の帯

「丸花更紗に菱 紺鼠色」に赤の帯の2点セットです。
黒のレース羽織が全体を落ち着かせています。
見えにくいですが、赤いかんざしは何とりんご飴の食品サンプルです。
赤が効いた着物に合わせて、ポイントに赤いアイテムを使いました。

丸花更紗に菱のデザインは「おばあちゃんの箪笥にありそうな小紋」を目指したとのこと。
レトロな落ち着いた雰囲気なので、年齢に関わらずご着用いただけます。
もしも柄が気になるときは、最初のコーデのように黒や無地の羽織で落ち着かせると良いです。

この「丸花更紗に菱 紺鼠色」の赤は、コレナガがもっともこだわったポイントです。
全体と調和しつつ、懐かしい可愛らしさを演出できるように、何度も色を指定し直しました。
その甲斐あって、顔写りが良く、京都の街並みにもよく合う配色となりました。
年齢が上がると赤は控えた方がいいのかな?と考える方もいらっしゃいますが、お顔写りや全体のバランスを見て選んでいただければと思います。

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着物+帯:2点セット「04丸花更紗に菱 紺鼠色」
帯揚げ:柄帯揚げ 「黒×白 ストライプ」
帯締め:ラミエール帯締めNo.172
羽織:レース羽織「ブラック」
バッグ:レースがま口バッグ 「ブラック」
その他小物:スタッフ私物
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ギャラリー

梅が枝×丸花更紗

丸花更紗を羽織に変えて、着物と帯には2023年作の「梅が枝 焦茶色」のセットを合わせました。
梅が枝のデザインも、梅の花が可愛らしい印象ですが、着てみると落ち着いた優美な雰囲気となります。

古典的な梅の着物に、レトロな花更紗の羽織がよく合います。
着物も羽織も赤が多く使われていますが、派手ではなく懐かしさを感じさせる配色です。

お正月や節分などに着たい、上品な初春コーデです。

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着物+帯:2点セット「04梅が枝 焦茶色」
羽織:単品「04丸花更紗に菱 紺鼠色」
帯揚げ:ラミエール帯揚げNo.2
帯締め:ラミエール帯締めNo.172
バッグ:レースがま口バッグ 「ブラック」
その他小物:スタッフ私物
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ギャラリー

年齢に応じて楽しめるきもの町のオリジナル着物

今回は、大人のきもの福袋コーデをご紹介しました。
一律に何歳だからこの色や柄がダメ、ということはありません。本人のお顔映りや全体の調和、コーディネート次第ということが伝われば幸いです。
ご年齢や属性にこだわらず、ご自身らしいおしゃれを楽しんでいただければと思います。

商品をよく知るスタッフならではの町コーデ、きもの町自社サイトや、WEARで随時更新中です。
ブログでも詳しくご紹介いたします。
興味を持った商品は、ぜひチェックしてみてくださいね☆

また、きもの町のInstagramでは着用動画を公開中☆商品の質感、着用感などはぜひ動画でお確かめください。

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