【2022年新作浴衣】手描きタッチとトレンドのくすみカラーの花鳥デザインが魅力!オリジナルゆかた全色柄を詳しく解説♪

浴衣

2022年新作きもの町オリジナル浴衣販売中

2022年の新作きもの町オリジナル浴衣、4柄8配色がリリースされています。皆様もうチェックしていただけたでしょうか?
京友禅の図案などを手掛けてきた職人さんによる手描きデザインを元に、現代的に着こなせるようブラッシュアップ。古典の図案をきもの町らしく表現するために、洗練された配色を考え抜きました。

◎統一のテーマで作られた4柄
全色柄に統一したテーマがあるのは、実は今年が初めての試みです。去年までは、1つのコレクションの中に植物柄/小鳥や金魚の動物柄、古典的/現代的と色々なテイストを取り混ぜたものとなっていました。今年は、古典への回帰をテーマに、すべて花鳥柄モチーフでデザインされています。


◎こだわりは線
均一な線ではなく手描きの強弱や繊細なニュアンスのある線を残しています。

◎トレンドのくすみカラー
グレイッシュなくすみ色で、大人のお姉さんが落ち着いた雰囲気で着ても素敵、トレンドに敏感な女子がアレンジしてもカワイイ!そんな色みを追求しました。

きもの町スタッフが自信をもっておすすめする2022年の新作浴衣。
今回は、そんな新作オリジナル浴衣の魅力をじっくり解説します。可愛いガールズイラストやおすすめの着用シーン、お出掛けスポットもご紹介!
ぜひご覧ください!!

デザイン・色柄紹介 その1

1.向日葵に雀と四十雀 淡黄(ひまわりにすずめとしじゅうから うすき)

やや灰みの淡い橙色の地。こげ茶の線で描かれたヒマワリにスズメやシジュウカラ。
全体的に黄~茶系で、夏の日に灼かれたような枯れた色調がモダンな浴衣です。

小鳥のアップはこちら!
「雀」「四十雀」としていますが、キンカチョウや文鳥に見立てても素敵。
昔、文鳥を飼っていたフィンチ好きスタッフおすすめの浴衣です!

おすすめ着用シーンは野外のお祭りや、ヒマワリ畑散策など。
洋服調の雰囲気なので、違和感なく着こなしていただけるかと思います。

2.夏椿に鵯 淡黄(なつつばきにひよどり うすき)

「夏椿」は6~7月ごろに開花する椿によく似た花の木です。
別名「沙羅(サラ/シャラ)の木」、「沙羅双樹」の沙羅です。日本では夏椿を沙羅の木になぞらえて、お寺の庭園などで鑑賞されています。(仏典に出てくる本来の沙羅の木はインド原産の別種です)

ヒヨドリはこのようなデザインになっています。
尾羽を長く冠羽を大きく表現し、より優美な印象です。

渋い色合いなので、キリッと和風に着こなせそう。
お盆の行事や、庭園鑑賞などにいかがでしょう。

3.朝顔に燕 藍白(あさがおにつばめ あいじろ)

灰青みを帯びた白の地に、こげ茶の輪郭線に青藍の花、茶褐色や白橡色の葉。
今期の他の浴衣は面で配色されていますが、朝顔だけぼかしが使われているのがポイント。
ほんのりしたぼかしがみずみずしさを感じさせます。

ツバメは青の挿し色が入った黒羽根と、褐色の風切羽の2羽がいます。

伝統的な夏のモチーフとして人気の朝顔。きもの町の浴衣にもよく使用されています。
こうして見比べると、去年は琳派の鈴木其一風、今年の朝顔は北斎風くらいの違いがあります。

日本画らしい表現の朝顔の浴衣は、お祭りや夕涼みはもちろん、美術館などにもおすすめです。

4.ダリアに蜂鳥 藍白(だりあにはちどり あいじろ)

真っ白ではなく、ごくわずかにブルーグレーが入った地の色がこだわりポイントです。
涼し気な地色と侘びた色調の花鳥が、凛々しさと中性的な魅力を放っています。
洋花のダリアですが、江戸時代ごろに日本に入ってきたそうで、「天竺牡丹」の別名があります。

花の間を飛び交うハチドリのデザインは3種類!

紺と茶の落ち着いた色合いと、大輪の花の存在感が魅力。
着物風コーデも素敵ですし、華やかにアレンジしても映えますので、お好みの着こなしでカフェや街歩きにお出掛けください。
花期の長いダリアのように、浴衣も長く楽しんでいただければうれしく思います。

イメージコーデ

イラスト:スタッフmochida

使用アイテム

「夏椿に鵯 淡黄」を着たしっとり和風の大人女子です。
レース半衿にレース足袋、夏の名古屋帯で夏着物としてコーディネート。涼し気な帯留に上品な扇子と、小物まで美しくそろえた女優コーデです。

このコーデにおすすめのお出掛けスポットは妙心寺の東林院
通常非公開なのですが、6月の間だけは夏椿を愛でる会として拝観可能になります。
夏椿の浴衣で、京都の夏の風情を楽しんでいただければと思います。

デザイン・色柄紹介 その2

1.向日葵に雀と四十雀 灰青(ひまわりにすずめとしじゅうから はいあお)

やや青みの灰色の地。青緑色や青磁色の葉に明るい黄色のヒマワリ。
夏らしい明るい黄色と爽やかなアイスグレーが涼し気。

小鳥もお花に合わせてトロピカルな配色になっています。
シジュウカラはヒマワリの種が好きなので、実るのを楽しみにしているかのようですね。

ヒマワリは音楽や美術品のモチーフとしてもおなじみ。
サラッと涼し気に野外ライブ、またはシックに美術館などいかがでしょう。
機能性素材のCoolPass ポリエステル使用なので、夏の熱気の中でも快適に着ていただけます!

2.夏椿に鵯 灰青(なつつばきにひよどり はいあお)

やや青みの灰色の地に白の花が凛とした気品を感じさせる浴衣です。
柄の季節感を大切にしたい場合、ツバキは冬~春の花だから夏に着るのはおかしいかな?と思ってしまいますが、夏椿なら問題ありません。

ヒヨドリは葉に溶け込むエメラルドグリーン。
優美にアレンジしてあるデザインなので、インコなど他の鳥に見立ててもぴったりです。

川床へお食事に出掛けたりしたくなる上品さ。
夏椿は朝に咲き、夕方に散る一日花。夏らしさを大切に、思いっきり美しく装ってくださいね。

3.朝顔に燕 浅紫(あさがおにつばめ あさむらさき)

淡い赤紫色系の地に鈍い薄赤の花と暖色系の配色。
これはスタッフの「団十郎朝顔みたいな色に」という希望から決まりました。団十郎朝顔とは、歌舞伎の団十郎にちなんだ柿色~茶色系の朝顔の呼称です。(なお歴史の中で定義の混乱が起きている模様)
団十郎茶を参考に、小豆色っぽいくすみカラーの朝顔になりました。

ツバメは朝顔とのバランスにより、個性的な配色になっています。
かぶき者ツバメですね。

団十郎朝顔イメージの浴衣として、カジュアルな観劇にうってつけ。
他にも、七夕やお祭りなど夏のお出かけにぜひどうぞ。

4.ダリアに蜂鳥 浅紫(だりあにはちどり あさむらさき)

やや灰みの淡い赤紫色系の地。浅い青緑色や青磁色が爽やかで夏らしさを感じさせます。
色名は「浅紫」としていますが、微妙なニュアンスカラー。環境の光によってくすみピンクにも、淡い赤紫にも見えます。

赤、緑とメインカラーが違うハチドリが3種類。探してみてくださいね。

コーディネート次第で優しくはんなりと、またかわいく華やかにも装えます。
花火大会、蛍鑑賞など浴衣デートにピッタリの浴衣です。

イメージコーデ

使用アイテム

「ダリアに蜂鳥 浅紫」の浴衣で、流行に敏感な女の子です。
クロシェ編みのスカーフやクロシェ編みのポシェットに動きやすいグルカサンダルと、2022春夏のトレンドを詰め込みました。手持ちのアイテムをどんどん使い、浴衣を自由に楽しむコーデです。

このコーデでお出掛けするなら、やはりお祭りや花火大会
今年は祇園祭も開催予定(2022年6月現在)なので、今から夏が楽しみです。
動きやすく軽快に、でも可愛さも忘れたくないときに、ダリアの浴衣を着てみてくださいね。

きもの町オリジナル浴衣はこちらから

2022年の新作きもの町オリジナル浴衣をご紹介しました。お気に召した色柄はありましたでしょうか?
草花好きも鳥好きさんにも自信をもっておすすめします!
単品はもちろん、うれしい半幅帯セット、兵児帯セットもございますので、ぜひチェックしてみてくださいね!

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