タグ別アーカイブ: 袷着物

着物初心者2、アンティーク着物を見る。


順番回ってまいりました、きもの町の編集スタッフ:イケDです。

きもの町に入って4年目。(昨年も同じこと書いた)

着物ライフは年始の正月のみ…と、あまり改善されておりませんが、相変わらず着物ゴトで本を読んだり調べ物をしたりするのが好きです。

そして今回は、ずーっとずーっと行きたかった、

邸宅で見るアンティーク着物展」さんに行って来た!件を書きます。

「アンティーク着物」とは昭和初期(戦前)につくられた着物のことをいうそうです。
年代でいうと、今から70年以上前の着物のことで、それだけでとても価値がある着物だということが伝わってきます。

実際の「アンティーク」の意味は、100年以上経過した道具をさしているのですが、着物の世界では100年経っていなくても「アンティーク」と呼ぶので、90を過ぎている祖母が娘時代に着た着物がアンティーク、というふうに解釈しております。(ざっくり、身の回りで覚える)

邸宅で見るアンティーク着物展」とはアンティーク着物愛好会の皆様が主催されている着物展です。

もっと日常に、もっと自由に、いろんなシーンで着物をきてもらいたい!(主催者ご挨拶より抜粋)という思いから、期間限定で開催されるとても貴重な展示です。

お宝のような貴重なアンティーク着物をレトロ感のある建物で拝見できるという、着物スキーには涎ものの展示ばかり。

こちらの着物展は2017年で第五回を迎えており、主催者様の強い思いと、根強いファンが沢山おられることが伺えます。
イケDも以前から行ってみたいと考えておりましたが、なかなか機会も無く、今年やっと重い腰をあげて展覧会を見に行くことが出来ました!

短いですが、お気に入りの写真もガンガン撮りましたので、是非ごらんください。
今回開催された場所は、

文京区肥後細川庭園 松聲閣(しょうせいかく)

松聲閣

細川家由来のお屋敷で、現在は借りられるようになっています。
椿山荘(ちんざんそう)のすぐ近くなので、ご存知の方も多いのでは。

まずはコレ↓

入場料のかわりに、着物のコーディネートにまつわる説明がたっぷり掲載されたパンフレットです。

こちらをゲットして、会場内へ。
写真撮影とかブログ掲載の件は、現地でスタッフの方に確認させていただき、OKとのこと!
ありがたみ…..m(_ _)m

中に入りますと、最終日とあって、アンティーク着物ファンの方、同好会の方、一般の方と、沢山いらしてました。

季節やシーンをテーマにしたトルソー展示は、
シーン12、トルソーはなんと38体と、お着付けも大変だっただろうなとしみじみ思いました。

そして着まわしではなくて、全部違う小物です><; すごー!!
雑誌の特集で良くある着回し術なんてぶっ飛んだよ…..

全部ご紹介したいのですが、写真が上手く撮れなかったのと、沢山なので、
自分が好きだ!と思うものをいくつかご紹介いたします。
 

 

Scene2 美術館へ

Coordinate5「HIGH SPEED な帯とアールデコスタイルの石榴柄の着物」

車、電車、エッフェル塔など、当時の流行を詰め込んだ帯は最先端のポスターのよう。

アールデコスタイルの石榴の着物に、石榴の帯留めを合わせました。

(Sceane2 美術館コーデ 解説より抜粋させていただきました)

とにかく色がキレイ。クールな紫の着物に、オレンジ帯揚げと帯締めがポップで惚れ惚れするカラーリングでした。こんなデザイン、帯も着物もなかなか難しい。

 

 

Scene5 フルーツパーラーへ

次はコレ!!!

Coordinate11「苺の絹縮(きぬちぢみ)とフルーツいっぱいの帯」

苺尽くし★☆彡 可愛い!!しか言葉が出ない。

淡いピンクベージュに、苺の実があしらわれた着物、帯も苺、帯留めも苺!!
色がすごくきれいだったのに、なかなかうまく色が出ませんでした><;

絹縮(きぬちぢみ)の涼しげな生地感、伝わっていますでしょうか、こんな粋なお着物、着てみたい…..

 

Scene6 夏のパーティー

Coordinate12「南国リゾートの訪問着に熱帯魚の帯」

全体のコーデお見せできなくて申し訳ない><;
お着物にあつらえたような、ステキな熱帯魚の帯に夢中になりすぎて、手ブレひどすぎた。
こんな帯なら1本欲しい~~~><;

Coordinate13「百合とチューリップの単衣」

こちらのお着物、とっても繊細なお色が付いていて、どうしても再現したくて頑張ったのですが、記憶の色と転んだ写真との格闘でした。

薄いグレーのような、ベージュがかった染めに、大輪の百合の花と、漆黒に見えますが濃い紫のチューリップが描かれています。

近くで見ても遠くで見てもステキで、帯もとても凝った刺繍がしてあって(こんなの見たこと無い)こんな薄いお色の着物なのに、状態も良く、何度も周りをうろうろしてしまいました。
ステキなデザイン見られて、幸せでした。(素敵以外出てこない)

 

 

Scene10 お花見

Coordinate30「橘や椿、梅の古典柄訪問着と紙糸の丸帯」

黄色地にピーコックグリーンの橘がキリリと映え、斜めに走る臙脂(エンジ)色のラインが大人びた印象の古典柄訪問着。
合わせた帯は紙と糸の丸帯で、横地に見える茶色が柿渋で染められたロウ引きの紙になります。
花菱(はなびし)や橘、鶴、七宝(しっぽう)、亀甲(きっこう)、菊などは、平安時代から長寿や吉兆を祝うめでたい模様として使われています。
お祝い事やめでたい席に活躍するコーディネイトです。

(Sceane10 お花見コーデ 解説より引用させていただきました)

こちらが、私が今回の展覧会で一番好きだなー!と思ったお着物。

画像は色かぶりなるべく調整したのですが、
実際のお色にはなかなか近づけられませんでした。

上記の丁寧な解説より、美しいお色をご想像していただければ幸いです。

お着物の臙脂や赤紫に合わせて、濃い紫の半衿がキリリとしていて、黄色地の衿元をスッキリと収めていてくれるところがたまりません。

あと、丸帯本物を見る機会がなかなか無いところ、コチラはなんと紙で出来ているという、
本当に貴重なお品を拝見できました。
柿渋で処理をしているなんて、とても年代を感じるところ。

床の間の前で凛としている立ち姿が、このコーディネイトの存在感をより強く感じさせました。

色使い、モチーフの大きさ、デザインなどなどお着物がステキなことはもちろんのこと、
コーディネイトされた方の手腕、
大切になさった方の気持ちが伝わってくるようなお着物でした。

 

 

 

まだまだ沢山書きたいことがあるのですが、
時間も無い為メモしたことをいくつか。

お客様もスタッフさんも、皆様アンティーク猛者な方ばかり、
振袖、訪問着、洒落着、袴姿と、ステキなお召し物でいらしてました。

皆さん正絹のお着物を大切に保存されているんだなあと尊敬。
(リサイクルで買った訪問着以外は洗える着物しか持ってない…)

陶器や金物細工の帯留めがステキすぎた。
さくらんぼの陶器(触れないけど多分陶器?)

帯留めがプリプリつやつやしていて、可愛かったです。

そんな帯留めどこにあるの!?
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アンティーク風な帯留めならきもの町にもある
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陶器の帯留めならある!!!
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そして存在感抜群なこのハトの帯、鳥の毛並みまでしっかりと刺繍されていて、今にも飛んでいきそうなくらいふっくらとしたグラデーションがかかっていて、目が離せませんでした。

こんな帯あったらいいな…….
▼▼▼▼
鳥の帯ならうちにもあった!!
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最後に

まだまだ書き足らないのですが、初心者のアンティークの見方なんてこんなものです。
アンティーク猛者の方に見られたらちょっと恥ずかしい…..

お着物がステキなのはもちろんのこと、
年代物のお着物が当時の姿のままをほぼとどめていて、
今も時折持ち主がお召しになったり、
こうやってファンの前に飾られることが本当にすごいことだと思いました。

数年前まではお着物とは無縁の生活をしておりましたが、
思い返してみれば、母の実家が窯業を営んでおりました。

母の成人式の着物は、祖母が絹糸を紡いで、織るところまでをしたそうです。
染と絵付けは専門の業者に頼んだ、とのこと。

そんな風に人の手から手へ渡り、お着物になっていく過程を思えば、
虫食いやカビなどと戦いながら、代々受け継がれていく大切なものなのだなあと今更ながらに思いました。

きもの町にはアンティークを復刻したような、レトロな柄の着物が洗える着物で楽しめるので、着物初心者の私はまずはポリから大切に着ていこうと思います!めざせ、正絹への道!

邸宅で見るアンティーク着物展さんのブログでは、人気投票ランキングも公開されています!
今回紹介しきれなかったお着物がランキング上位を占めているので、是非ご覧になってください!

 
 
きもの町の洗えるきものはコチラ★
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初夏を着よう!


京都は八重桜が満開か散り始めたか。。。。
いつもより桜を長く見ているような気がしてます。
こんにちは、きもの町スタッフYたろうです。
今年は花見の宴会は雨などで出来ませんでしたが、
桜は長いこと眺めることが出来ました。
月初めに私用で東京に行ったときに、
運よく隅田川の桜をスカイツリーと一緒に見ることができました。
春のうららの隅田川…
京都タワーとは別物です。

また出勤前に鴨川と桜があまりにきれいだったので写真を撮ったんですが…
こうして見比べると同じ川と桜の風景も違って写るものです。

桜を見てますと、せっかくなので桜柄の着物を着たくなりますよね。
でも、だれが決めたのか、見えない決まりがあって着てはいけないのです。
花びらだけならば、国花ということもあり年中着られるそうですが、
(※ただしお花見は避ける)
桜の枝などが写っていると季節を選ぶそうです。
(※ちなみに正月から開花前だそうです)
時代をリードするっ。とまでいきませんが、
季節をリードする。これが日本のオシャレ、だそうです。
言われてみると、花見にピンクの服を着ている人を見ると、、、
「ピンク色着ちゃいましたか・・・」という気分になりますね。

さて、ではこれからの季節はどうか見てみましょう。

と、柄の前に一つお伝えしたいことがありました!
まもなく5月、日中が夏日なんて日も出てきました。
そんなときにしか着ることができないのが単衣着物!
No!TAN-I-KIMONO!
This is a HITOE-KIMONO!!
春秋冬は通常、袷(あわせ)という裏生地がついた着物を着るのですが、
少し暑くなると、裏生地のない、少し涼しく過ごせる単衣着物を着るようになります。
そしてこの単衣着物を着てよいとされるのが5月6月9月!
そしてそして、きもの町はその単衣着物もオリジナルでご用意して待っておりました!
しかも、裏生地がない分、袷着物より少し安い!単品でなんと5508円!
はい、ここで柄の話に戻りますが、きもの町のオリジナル単衣着物。全部お勧めですが特に!
この時期におすすめな柄を紹介していきたいと思います。

ベストⅢ
●「流水」川辺をイメージさせてほんのり涼しさを感じさせてくれます。
13番、青色流水に花

→クールですっ。

14紫、色流水に花↓
大人なクールさを感じてしまいます。

ベストⅡ
●夏の花「百合」
立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は百合の花 と先人はよく言うたものです。
18、ピンク×イエロー百合と鳥

歩いて振り返ってくれています。まさに百合、、、
19、グリーン×ブルー百合と鳥

思いを胸に秘めた、あの日を思い出します。。。

そして。。。。
ベストⅠ
●風物詩の「千鳥」
水辺に住んで郡で飛ぶ千鳥を単純化した千鳥格子。
新生活が始まり、気持ちが沈みかけたとき、川辺に故郷から渡り飛んできたかもしれない千鳥の群れに、故郷への思いを重ねつつ…でも私は強く生きます!という心意気を感じさせてくれる元気な色使いの
11番、黄×青モダン千鳥

初夏の野外フェスなどにも着ていけますね!あなたの元に飛んでいきます!なんて意味を込めてもいいかもしれません(笑)。

着物の柄の意味なども知ると、ちょっとちがった気分でお出かけできますね!
また意味を自分で作ってしまうのもアリだと思いますよ。
ぜひいろいろ試してみてください。

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